HOME > 中国産の品質力
中国産の椎茸は、今も”安かろう悪かろう”なのか?
”中国産”と聞くと「安い」「日本産より品質は劣る」
そんなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
大手ファストフードのチキンの問題や、ダンボール混入の餃子など
中国産の悪質なニュースが目立ったせいもあるかもしれません。
また食品だけでなく、衣類や電化製品なども中国で作られ、国産のよりも安いため、
中国産=安くて品質は国産より劣る。
という印象が根強いのかもしれません。
結論からお伝えすると、昨今の中国産の椎茸は、
日本産椎茸に匹敵する品質
になってきています。
マルトモ物産は、おもに中国食品公司さんから仕入れているのですが、
そこの品質への取り組みが日本以上にスゴイ!
品質管理がとにかく徹底・厳格です。
工場内への入り口から厳しく、爪が規定サイズより数ミリでも伸びていれば、
その場で爪をきらなきゃ入れないなど、とにかく色んな規定があり、細かく厳格なのです。
機械設備の1つ1つのネジに番号をつけており、ネジが取れた機械がすぐに分かるように、 ネジ1つから管理を徹底しています。
異物混入を防ぐために、乾しいたけを加工して、
出荷場までの商品ルートと作業スタッフなどの人が通るルートを別々にしています。
HACCPによる衛生管理は、危害要因を各工程において分析し、
重要な工程を重点的に管理することで、最終製品が安全であることを証明するものとなり、消費者に確実に安全な製品を提供することが可能となります。
1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。
Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字からとったもので、
「危害分析重要管理点」と訳されています。
(抜粋元:HACCP認証協会:http://www.th-haccp.com/haccp/)
弊社では毎年必ず全ての仕入先を訪問し、メールや電話では伝わらないことを
直接訪問してとことん話し合い改善改良をし、中国任せではなく一緒になって商品づくりを行っております。
そういった信頼のおける所とのみお取引させて頂いております。
マルトモ物産ではより高品質の椎茸を生産するために、
より制度を高める⑥と⑦をもう一度繰り返す「完全選別生産」を行なっています。
マルトモ物産は、数多くの仕入れルートを持っています。
だから、価格が安い椎茸を扱う業者、大量供給に応えられる規模の業者と、マルトモ物産のお客さま(お得意さま)のニーズにあわせて、
仕入れることが可能です。
さらに250t程の中国産椎茸木耳を扱っていますので、
仕入のスケールメリットを生かしての価格交渉や品質交渉をおこなっています。
また仕入れた中国産椎茸は、自社倉庫で保管することで費用も安く抑えることができ、スピード発注にも対応することができます。
何か問題があれば、国内だけではなく、中国までたどり、指導とクレーム改善の原因解明の改善策を出してもらうようにしています。